トラス構造の道路橋や堤防など河川の周辺整備をしていきます。
ルート決め
市街地東側と南側の道をつなぎ、川の部分に橋を架けます。
ついでに駅東口付近に延びる道も伸ばしていきます。
道路のあたりを取る
橋を作る前に道路を仮置きしてあたりを取ります。
車道外側線を滑らか閃緑岩、路側帯・歩道部分を磨かれた安山岩にしています。しばらく路側帯・歩道部分はクォーツを置いていたのですが街の雰囲気を出すために少しずつ安山岩に置き換え中です。
橋のあたりを取る
堤防のスペースを確保しながら橋の始まりの位置を決めます。
路側帯の下に白コンクリを置き、適当に対岸まで伸ばします。
トラスを作る
高さ6ブロック分、斜めに入る斜材(しゃざい)を入れながら長さを決め、
対岸からも斜材を伸ばしトラス(片側)の出来上がり。
プラットトラスという構造らしいです。
反対側も同じものを作ります。
両側をつなげる
横桁(よこげた)と呼ばれる橋に垂直に伸びる梁(はり)で両側のトラスをつなぎ、下側には縦桁(たてげた)と呼ばれる橋と平行する梁も伸ばします。
歩道を作る
横桁をさらに伸ばし、歩道部分を作っていきます。
橋の一番外側、欄干の土台部分を伸ばします。
舗装する
ハーフブロックにして道路構造令の高さ制限4.5mをぎりぎりクリアしていきます。
街灯
エンドロッドを柱にくっ付け、車道と歩道を明るくしてきます。
ライトアップも兼ねてちょっと多めに。
欄干(らんかん)と橋台(きょうだい)
トラスの両端下に石ブロックで橋の土台となる橋台を作り地上に降り立たせ、
橋の外側に鉄格子で欄干(柵)を作り落ちないようにします。
以上で橋の完成。ここから下は周辺整備。
道路と堤防を作る
橋に繋がる道を作り、道路下は盛土をし石ブロックを敷き詰めます。
橋の下をくぐる堤防を途中まで伸ばします。堤防の高さは3m。適当です。
トンネル
盛土部分に穴をあけ、駅方面に延びる道を伸ばします。
こちらは高さ3.5mなので黄色テラコッタと黒コンクリで桁下防護工を作ります。
すぐ隣に階段を設け歩行者が上下移動できるようにします。
整地をする
軽く整地をし、高低差の大きい部分に石ブロックで擁壁(ようへき)を作ります。
ついでに堤防に登れる階段を設けます。
陸橋を作る
高低差があるので陸橋にします。
まずは仮置き。近くに階段を作ったので歩道のない橋にします。
プリズマリンレンガで床材、石ブロックで柱を作ります。欄干を置き、橋の下に砂利を敷き詰めたら陸橋の完成です。
堤防を伸ばす
陸橋を避けながら堤防を伸ばします。
高台の道路と堤防に挟まれた微妙な空間が出来上がりました。
フェンスを伸ばす
歪んだフェンスで道路と歩道を分けたら完成。第一通行人は牛になりました。
参考資料
技術情報館 SEKIGIN 鋼橋の製作と構造
http://sekigin.jp/02infra/01bridge/steel_bridge/bridge.html
・日田市 三隈大橋
まとめ
一つ一つはあまり時間がかかっていないのですが、やることが多くトータルではそれなりに時間を食われた気がします。
過去何回かトラス橋は作っているのですが、なぜかすべてワーレントラスという構造だったので今回はプラットトラスという形に挑戦。ただ、柱の向きが違うだけなのでそこまで新鮮な感じもしなかったです。
次回は今回整地したどこかになるかと思います。それではまた!